新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)Life Sucks... And Then You Die! / CEREBRAL FIX 死に絶える英国のハードシーン、彼らのデビュー作は後に展開されるクロスオーバースタイルのサウンド。そのブラッケンドなハードコアにスラッシーな要素も加味、以外と整合性もあり、前評判ほどぶっ飛んだ印象は受けない、むしろメタルとハードコアの融合を高次元で果たしており聴きやすいとさえ感じる。グラインダーする刺激的なサウンドと、重さもあるリズム、単に走り抜けるだけではない構成力も話題性十分、今作の次で方向性を変えるのだが、突然変異というよりは、活動するシーンを模索していたとも取れる。日本にもROSE ROSEのようなバンドがいるのだが、ああいうサウンドが好みの方は今作も大いに楽しめるでしょう。
とは言えメタルサイドから見れば、少々ワンパターンに感じなくもない、ヘヴィなパートと爆走パートを繰り返すというのは、何度も聴くと飽きてくるのだが、曲も短いしあっという間に次へと繋がるので耐性がない
…続き 失恋船長 ★★★ (2025-05-06 07:25:50)忘れられたBIG WAVE / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS / SOUTHERN ALL STARS→YouTubeで試聴 TUBEに比べると少ないサザンのサーフィンをモチーフにしたBEACH BOYS風バラード。"愛は花のように (Olé!)"と同じく例の映画挿入歌として作られサントラにも収録の他最近だとユニクロのCMソングにもなっています。ヤマタツ"Big Wave"へのオマージュとして桑田一人の声を多重録音したアカペラ曲。ヤマタツといい楠瀬といいこういう独り仕事好きな職人なんですね、そして桑田もまた。
MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-05-06 01:26:24)Spectrum of Death / MORBID SAINT '84年にアメリカはウィスコンシン州にて結成、DEATHのマネージャーだったエリック・グリーフに見出されてデビューを飾ったMORBID SAINT、’90年発表の1stアルバム(エリックがプロデュースとミキシングを担当)。 当時カルト的人気を博し、「本作を知らない奴はモグリ」とも評されたそうですが、モグリだった当方は全く認知しておらず、彼らの名前を見聞きするようになったのはネット環境が整った00年代以降のことだったと記憶しています。その時には既に本作はプレミア・アイテム化していて全く手が出なかったものの、それが今じゃ国内盤(幻の2ndアルバムとカップリング仕様)で気軽に入手できるようになったのですから凄い時代になったものだなぁと。 それはさておき。ここで炸裂しているのは、畳み掛ける疾走感はスラッシュ・メタル由来、絶叫Voや蠢くように刻まれるGリフの質感はデス・メタル風味…とい
…続き 火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-06 00:48:35)The Strain / In This Life / MORDRED→YouTubeで試聴 メタルにおけるギター、ベース、ドラムス、スクラッチの理想的な融合。このスピード感とヘヴィネスでなんちゅうファンクネス! でも歌詞は貧困や格差問題、暴力やドラッグ等について真剣に歌っています。ホットでクールな名曲です。
うにぶ ★★★ (2025-05-05 22:19:18)In This Life / MORDRED 先月初めて聴いて、以来ドハマりしてリピートしまくっている盤です。 サイコーのファンキー雑食スラッシュです。ノリノリ。 これ、20年前に出会ってたら、このサイトで猛プッシュしてたに違いありません。ほんと、今まで知らなかった不明を恥じるばかりです。 まず(1)~(5)まで、どれも勢いとグルーヴが両立されていて、やりたいことが明確に示されています。 それでいて金太郎飴ではなく、曲調も歌い方も多彩で飽きさせません。 で、その流れから(6)(7)のメドレーが叙情性や伝統的メタルの魅力とスクラッチ(DJ)入りバンドとしてのアイデンティティを見事に融合して叩きつけるわけですから、もう降参です。 1stも3rdも聴きましたが、これが断然トップでお気に入りです。歴史的名盤でしょう。
うにぶ ★★★ (2025-05-05 22:04:16)Overnight Stay / The Now 戦慄のメタル・ナイトなる大袈裟なタイトルがなんとも懐かしい、日本のテイチクからリリースされた1st。NWOBHM期はTempest、その後はSMOKIN' ROADIEと変名して活動していた彼ら、待望のデビューとなったがバンド名はTHE NOWへと変更。そして今作は日本でしかリリースされなかった。時代的に厳しい情勢もあったのだろうが、サウンドは一級品のメロディックスタイル。 ワビサビのあるシリアスなメジャーサウンドは全編に渡り適度な緊張感を生み出し、その緊張と緩和が絶妙に配される事で聴きやすさを誘発している。戦慄のメタル・ナイトという言葉もハッタリじゃないなぁと俄然耳が持っていかれます。やっぱり一本芯が通っているので説得力がありますよね。ポッと出の新人じゃない自肩の強さを感じました。メロディ派だけじゃない正統派も満足させるだけの音を奏でていますよ。 やっぱり完成度の高さは古く
…続き 失恋船長 ★★★ (2025-05-05 10:17:46)今週のアルバム10選 『ヘヴィメタルが聴きたい㊳』
①Testament – Practice What You Preach 名盤というのは時代を超越しますね 古くささを感じさせません スラッシュメタルに興味がある方はこういう作品を知っ素晴らしいなぁ素晴らしいなぁ
②Blaze - The Rock Dinosaur 日本のバンドでありながらHigh Roller Recordsからリリース 世界中のマニアと共有出来る喜びですね 同じ日本人としては誇りです これぞクラシックメタル 古典中の古典ですよ 古くて何が悪い 流行もんを追いかける方がよっぽどカッコ悪いだろう ツボを押えた無理無駄のないアレンジ 大好きです